橋本先生、がんばってください。

『剣師』『麻雀鬼ウキョウ』『麻雀白虎隊東』で有名なマンガ家、橋本俊二先生のマンガの仕事がなくなったらしい。

先生は雑誌「月刊GOLFコミック」で「青山薫の『これが打ちた〜い』」という連載を持っていたのだが、今月4日発売の12月号で終了。その後の予定も未定とのことで、仕事情報は、「しばらくの間は"自称"漫画家となりそうです。」と自虐的な言葉で締められている。
先生はマンガ家であると同時に熱心なボディビルダーでもあり、ボディビルのページでは鍛え上げられた素敵な姿を披露している。そんなことから「マンガよりも作者の方が面白い」などと揶揄されたりもするが、作品に関してはとてもナイーブで、思い入れが強い。
実際、漫画のページの各作品の解説では、とても詳しく連載当時の状況、内容の変化について語っている。特に近代麻雀に連載された「剣師−刃上の渡世人」のそれは、ハンカチなしには読みおおせない、と業界中の涙を誘った。
一人の麻雀マンガファンとして見ると、先生はもっと面白い麻雀マンガを描けるし、実績もある。世の中は麻雀ブームなので、需要もある。ちょうど「さんごくし」が終わったチャンピオンあたりに売りこんでみてはいかがだろうか? と勝手に提言してみたい。
【参考】