近代麻雀ゴールド 12月号とそのリニューアル
今月24日発売、定価380円。
リニューアル
今月号で雀鬼関連の連載記事が終了。それらは12月22日に創刊される新雑誌「JANKI-RYU(仮称)」へと移動する模様である。
【先月もしくは今月で終了した作品】
- 雀鬼サマのオキテ 谷口亜夢
- 鬼ごっこ〜雀鬼と愉快な仲間たち ちばゆうこ
- 牌の音 中村毅士+安田潤司
- 雀鬼への手紙(リレーエッセイ)
- 雀鬼さまのワンポイント後始末(コラム)
- 牌の音へ還る(コラム) 安田潤司
【続行される作品】
終了作品が、新雑誌に移動するかどうかは不明。とりあえず告知の中には名前が載っていなかった。
ゴールドは「雀鬼のための雑誌」と評されるほど、創刊号から雀鬼と深く関わっており、特に2005年2月号以降は雀鬼関係の記事が大半を占めていた。結果、サークルの会誌にも似た異様な雰囲気を持つに至り、一部の読者の間でその方向性が危ぶまれていた。
リニューアルの原因については、
などが噂されているが、真相は分からない。
感想
さて、リニューアルしたゴールドの感想だが、再録と思しき作品が多く、パワーダウンは否めない。良くも悪くも雀鬼は雑誌の看板であり、それに代わる中心が求められるところである。
- 表紙は土山しげる「ZENZA-MAN」。打って笑ってポンポコリン、とリニューアル感あふれる?アオリ。ちなみに2005年2月以降の表紙のアオリを振り返ると、7月号がピークだったと言えよう。
- 巻頭グラビアは「雀鬼からゴールド読者のみんなへラストメッセージ」。ゴールド17年間の思い出を雀鬼が語る。さすがに読むべきところが多い。保存しておく価値がある。
- 続いて新雑誌「JANKIRYU桜井昇一(仮)」の紹介。雀鬼と親しい著名人の名前が並ぶが、ヒクソンがいない。あと、ちばてつやが気になる。
- 連載は以下のとおり(目次掲載順)。
- 看板候補の「狂い咲き麻雀道!」。今月も暑苦しく展開して面白い。
- 「ツモっ子どうぶつ」。最初は雑誌のカラーに合わない気がしていたが、やっぱり施川ユウキは凄い。このポジションで面白いなんて。
- ロドリゲス井之介の読切「スターきらきら」オチは一体どういうジョークなのだろうか。
- 「笑って!ダディ!!」「西太后の牌」「極楽荘で会いましょう」の3作品は恐らく再録。もしそうでないにしても、どこかで読んだような気がする。
- 「バビロン大学麻雀科学研究学部」はもはや定番とも言える怪しげな統計。「泣きの一回」の勝率なんて、どうやって集計したものかしら。
【参考】
- 近代麻雀ゴールド:
http://kinma.takeshobo.co.jp/gold/ - 雀鬼流公式サイト予定地:
http://jankiryu.com/
(whoisの組織名がyankikaiになっているのはご愛敬) - 施川ユウキのみすぼらしい部屋(仮):
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Yasunari/6596/ - 2ちゃん麻雀板【毎月大体1,8,15,23発売】近代麻雀つっこみスレ15:
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/mj/1129517095/48- - そういえば最近雀鬼本スレがないな…というわけで2ちゃん麻雀板「底辺からかき集める雀鬼流の一つの軌跡」スレ:
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/mj/1115274924/ - 同じく「【ヤングは】こんな雀鬼はイヤだ Part2【ナウい】」スレ:
http://money4.2ch.net/test/read.cgi/mj/1110950407/